所長のコラム

5月コラム タイプ別コミュニケーション

まず自分の日頃の人との関わり方やものの考え方を振り返り、40の質問に対してあてはまるかどうか答えていきます。その答えを点数化して計算式でタイプ別に数値を出して一番高いものが自分のタイプとなる簡単なテストです。

人間には大きく4つのタイプがあると言われています。(1)コントローラータイプ(自分主導の人、親分肌)、(2)プロモータータイプ(楽しい人、感性)、(3)サポータータイプ(いい人、誠実)、(4)アナライザータイプ(クールな人、慎重)があります。あなたはどのタイプだと思いますか?なんとなく雰囲気は伝わるかもしれませんが、もちろん詳しい説明なしにはわかりませんよね。

ちなみに、私はコントローラータイプでした。コーチングの先生にもわかりやすい人だよねと言われました。コントローラータイプの人の特徴は、成果・結論重視、すぐに本題に入る、仕事中心、単刀直入、ゴール・報酬がはっきりしているとやる気になる、失敗をおそれない、まずやってみる、決断力・行動力あり、感情にうとい、自分以外を弱者と思う、人に利用されることをおそれる・・・などなど。正直、耳の痛い部分も多いです。

このタイプ別を理解することの目的は、第一に自分の行動・言動による影響力を知ること。つまり、自分の振る舞いのクセ・口グセを知っているか、自分のかたより・こだわり・あたりまえを他人に要求していないか。第二に自分の動機と欲求を知ること。つまり、何に突き動かされて行動しているか、誰一人間違っていない、動機・欲求が違うから反応が違うのは当たり前ということを理解すること。第三に相手の地雷とスイートスポットを知ること。相手の地雷を踏むと、やる気がなくなる、関係が崩れる。相手のスイートスポットに触れると、やる気が湧く、関係がよくなる。

私は特に第三の目的の部分がわからずに、人との関係をこわしてきたんだということを痛感しました。もっと人のタイプを、特徴を、その違いを理解しよう。そして、その人のスイートスポットに触れる発言、行動に努め、その人の地雷を踏まぬよう慎重に気をつけなければいけないと思いました。人は人と関わってしか生きていけませんからね。反省です。



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鈴木伸治公認会計士・税理士事務所/税理士 岡崎/岡崎市 税理士


岡崎市 会計士 鈴木伸治公認会計士・税理士事務所