所長のコラム

12月コラム 真心尽くせ 人知らずとも

早いもので12月になりましたね。あっという間の1年でした。
政治・経済だけでなく、社会全体が病んでいる、そんなことを痛切に感じる1年でもありました。なぜ、こんな時代になったのか。経営の神様、松下幸之助はこう言っています。
“自分のこと、目先のことしか考えられなくなった時、人は必ず行き詰まる” と。
自分がマイナス思考におちいる時の原因は大抵これです。人間だれしも評価されたい、認められたい、頼りにされたい、愛されたい、の“たい、たい”づくし。でも、周りの人はそれほどというか、ほとんど自分に関心なんてないんですよね。みんな、自分のことで精一杯ですから。でも、そんな時こそ次の作者不明の一首を心で詠んでみてください。

“あれを見よ 深山(みやま)の桜咲きにけり
              真心尽くせ 人知らずとも”
どんな時も真心を込めて誠実に生きていきたいものです。ちょっと話はずれますが、恋は心が下にあるから下心がある。でも、愛は心が真ん中にあるから真心がある。
愛をもって人に接していきたい。いや、いきましょう。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。



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鈴木伸治公認会計士・税理士事務所/税理士 岡崎/岡崎市 税理士


岡崎市 会計士 鈴木伸治公認会計士・税理士事務所