4月コラム お客様視点
最近、事務機器用品販売の方が営業で事務所に見えました。
担当者 「どこで事務用品を購入されていますか?」
私 「アスクルです。」
担当者 「アスクルのせいで、この辺りの事務用品屋は潰れそうです。アスクルより少しお安くしますので、ウチを使ってください。地元経済を活性化させましょう。」
私 「はあー・・・」 こんな会話のやり取りです。
アスクルは品揃えが豊富で、配達が早く、値ごろ感もあります。我々消費者のニーズに応え、支持されて業績をどんどん伸ばしてきました。一方、旧来型の事務用品屋は、既存客からの受注にあぐらをかき、お客様の声に耳を傾けてこなかった結果が今日の危機につながっています。
どんな会社もお客様がいるからこそ成り立っています。商品、サービスを買うかどうかの決定権はお客様が100%持っていて、売る側には1%の決定権もありません。常にお客様の視点にたった発想を身につけ、行動することが必要だと感じました。
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