3月コラム キム・ヨナと浅田真央
冬の祭典バンクーバー冬季オリンピックが熱戦のうちに終わりました。それに
しても女子フィギュアは圧巻でしたね。とても19歳とは思えない勝負師の姿が
そこにはありました。良い悪いではなく、キム・ヨナと浅田真央この二人の戦略
の違いが明確に表れていたように思います。目標はいずれも金メダルを取ること、
これは同じです。しかし、浅田真央は持ち前の天才的なジャンプ力でトリプルアクセルに挑みました。
一方、トリプルアクセルを飛べないキム・ヨナは、難易度の低いトリプルの連続技
と正確な演技による加点、そして、観客を魅了する表現力に磨きに磨きをかけました。お互いの個性と個性のぶつかり合いですね。
翻って、我々、中小零細企業はどうでしょう？できもしない大企業のような トリプルアクセルを求めていませんか？自分のできること、自分の強みを洗い 出し、有効に組み合わせ、徹底することによりキム・ヨナになるチャンスはない でしょうか。とても考えさせられした。
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