所長のコラム

7月コラム 心に太陽を持て

今、朝の連続テレビ小説で「おひさま」が放映されています。昭和初期から現代までを太陽のような笑顔で人々を照らし続けた一人の女性、太陽の陽子さんの半生を語ったものです。朝の忙しい時間帯ですからビデオ録画しないと見られないでしょうね。

その話の中で軍医として戦死することになる陽子の兄、春樹が自分の好きな詩を陽子に読み上げるシーンがあります。皆さんも小、中学時代に一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。ドイツの詩人・作家であるツェーザル・フライシュレンの詩を路傍の石、真実一路などで有名な作家、山本有三が訳したものです。ここで紹介させて頂きます。


『心に太陽を持て』

心に太陽を持て。あらしがふこうと、ふぶきがふこうと、天には黒くも、地には争いが絶えなかろうと、いつも、心に太陽を持て。

くちびるに歌を持て、軽く、ほがらかに。自分のつとめ、くらしに、よしや苦労が絶えなかろうと、いつも、くちびるに歌を持て。

苦しんでいる人、なやんでいる人には、こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て。」

この詩は、きっと、今なお被災され避難生活を送られている方々を勇気づける力強いメッセージとして届くことでしょう。なかなか気の利いたことは言えませんが、我々もつらいこと、苦しいことがあっても、この詩を思い出し、心に太陽を持って明るく生きていきたいものです。



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鈴木伸治公認会計士・税理士事務所/税理士 岡崎/岡崎市 税理士


岡崎市 会計士 鈴木伸治公認会計士・税理士事務所