所長のコラム

9月コラム 15歳の志願兵

8月15日にNHK終戦特集ドラマ「15歳の志願兵」が放映されました。ご覧になられましたでしょうか。太平洋戦争末期、愛知一中(現 旭丘高校)の決起集会で全校生徒700人が戦争にいくことを決めました。しかし、これには軍部が大きく関わっており、兵士不足を解消するために、学校に圧力をかけて時局講演会を行い、少年たちの心を戦場へと突き動かしたのです。戦争に巻き込まれていく少年たちが果たせなかった夢や友情、そして、時代に翻弄され子供を戦場へ送らざるを得なかった教師や親たちの苦悩や葛藤が描かれています。

戦争シーンは一切ありませんでしたが、戦争をしてしまう人間の愚かさ、命の大切さ、そして、「人は何のために生きるのか」その問いに対して考え続けることこそ人間である、というメッセージを強烈に訴える ものすごくいいドラマでした。ラストシーンは本当に感動します。詳しい内容は申しませんが、私は、主人公が戦死した友の日記をその母親の前で読み上げる場面を観て、体が震え、涙が止まりませんでした。1時間15分という短いドラマですので、まだ観られていない方は、再放送がありましたら、是非、ご覧になってください。



≪ 2010年のコラム一覧へ ≫

鈴木伸治公認会計士・税理士事務所/税理士 岡崎/岡崎市 税理士


岡崎市 会計士 鈴木伸治公認会計士・税理士事務所