7月コラム 年輪経営
事務所を移転して1ヶ月近くが経ちました。まだ看板等はできていませんが、お客様であるデザイン会社にロゴやデザインを製作依頼中です。出来上がりを楽しみにしております。心機一転して、がんばりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、会社は何のために存在するのでしょうか?異口同音にお客様第一主義をかかげる経営者は多いです。もちろん間違ってはいません。でも、どこに軸足をおいて経営するかによって、会社の行動パターンは大きく変わると思います。“伊那食品工業株式会社”の代表取締役会長 塚越 寛さんが書かれた著書「リストラなしの年輪経営」を読みました。経営にとって本来あるべき姿とは、社員を幸せにするような会社をつくり、それを通じて社会に貢献することであり、売上も利益も、それを実現するための手段にすぎない、とありました。そのためには、遠きをはかりゆっくり成長する年輪経営が必要なのです。スピードは大事です。でも、目先の売上、成長ばかりを追い求めていてはいませんか?社員さんを大事にしていますか?
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