所長のコラム

6月コラム 同期のひと言

公認会計士2次試験に合格して、会計業界に入ったのが平成5年10月のこと、早15年近くの歳月が経ちました。2次試験合格者は1年目に監査法人、会計事務所に勤めながら公認会計士協会の補修所で会計士の先輩方から実務知識を教えて頂きます。あの頃は若かったので、講義後には夜な夜な飲みながら語り合いましたし、バカもやりました。いい思い出です。その時の仲間たちが、今では監査法人のパートナーに出世したり、独立して事務所を構えたり様々ですが、それぞれが志をもって会計・税務業界で頑張っています。

そんな仲間たちと年1回6月に浜名湖の宿に泊まって、美味しい食事、お酒を頂きながら、お互いに近況報告をしたり、バカ話をしたり、熱く語ったりしています。参加できる人、できない人もいますが、10年以上も続いているということが素晴らしい。同期のまとめ役で仁徳のある独立会計士の方がいつも音頭をとってくれます。本当にありがたいことです。

その集まりの中で、ある会計士仲間に「自分はどういう事務所にしたいのか」と問われました。自分だけ儲ければよいのか、それとも自分を育ててくれた方たちへの恩返しとして、後輩を育成し会計業界を活性化させるのか。その人いわく、「後輩を育てて、独立させるくらいの器がないと、その事務所は成長しないぞ!」自分の器の小ささを痛感した一日でした。また、来年も、是非、参加したいと思います。



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鈴木伸治公認会計士・税理士事務所/税理士 岡崎/岡崎市 税理士


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